本堂&客殿の畳替えが完了しました

2018年05月20日

このたび本堂&庫裡客殿の畳を新調いたしました。当山は平成2年に本堂庫裡を新築いたしましたが、新築から28年経過して畳も傷んでまいりました。嬉しいことに近年はお寺へお越しになる皆様も多く、思い切って取り替えるに至りました。い草の香りが充満していて清々しいです!  

心に慈悲を広げよう

2018年05月1日

Facebookを控えていた友人がいます。旅行などに行って投稿をすると、必ず「えーご身分やな。時間あって羨ましいわ」と言われるといいます。冗談だとわかっていてもいい気分ではないですよね。

拙僧が敬愛してやまない『男はつらいよ』の寅さんのエピソード。おいちゃんおばちゃんへ日頃の感謝のために、博とさくらが思い切って九州旅行を企画する。さあ出発!そんな時タイミング悪くふらっと寅が帰ってくる。すったもんだあって結局一人留守番を任され若干スネ気味だった寅だが、その本心は違う。帰りを待つ寅。劇中でこう言いました。

「そのときの、この迎える言葉ってのが大切だな!」
「あ、お帰り疲れたろう?さあ、上がって上がって」ねー!

熱い番茶に、
ちょっと厚めに切った羊羹のひとつも添えて出す。

ホッと一息いれたところで、
「風呂が沸いてますよ」っと手を差し出す。

長旅の疲れを、すっと落とす。出てくる。

心のこもった昼飯が待っている。ねー!
温かいご飯!しゃけの切り身 山盛りのお新香 
「どうだい、旅は楽しかったかい…?」
たとえこれがつまらない話でも「面白いねー」って
聞いてやらなきゃいけない。

長旅をしてきた人は
優しくむかえてやらなきゃナー」

 
隣の芝生はよく見えるというが、他人をうらやみ妬んでも得はありません。世界一幸福な国といわれるブータン人は敬虔な仏教徒、彼らは他者をうらやまないと聞きます。他者をうらやむことが無意味だと悟っているからです。ただただ自らの罪障消滅を願い善根を積む。徳積を重ねる。他者の徳はどこまで行っても他者のものです。
 
自らの幸福を願うなら、寅さんのように常に他者を喜ばしめる心を養っていけるといいですね。寅さんって金はないけれど、自分が貧乏人だとは思っていないんですよね。「心は錦」といいます。寅さんにとって貧乏人とはお金の有る無しではありません。心が貧しいことを言うのでしょうね。
 
これから雨予報ですが、宇治市~久御山町の檀家さん宅へお参りに行ってきます!住職日梵

檀家さんから喜びの報告が!

2018年04月27日

息子の明治大学入学を神奈川の檀家さんからご報告をうけました。白雲なびく駿河台、朝から吉報で心地いいです。

彼の父は学識豊かな常識人で振舞も粋。憧れのお兄さんのような存在でした。クリエイティブな職種でご活躍でしたが、今から十数年前に東京赤坂で急逝、当時私と家内は偶然東京に帰郷中でしたので、訃報に接して板橋の実家から搬送先の慶應大学病院へ急行、枕経をお勤めいたしました。その時の帰郷は法務でも何でもなかったのですが、自坊出発の際に、何となく本衣・紋付切袴・五条・七条・払子ほか衣帯道具一式を車に積んでいたのです。今思えば虫の知らせというか、とても不思議なことでした。

通夜葬儀は四谷にある 我が日蓮宗 正覚寺のたちばな会館を使用させていただきました。小学生だった彼は、お父様に心を込めた手紙を奉読し「お母さんは僕が守る」と伝えました。小学生とは思えぬ立派な態度でした。

とにかく第一線でご活躍された方です。今でも当家墓前では賑やかな東京の情勢やご家族の事などをご報告いたします。

彼は現実と向き合いながらも、明るく正しく成長し、今ではお父様を凌ぐ勢いがあります。お父様のお喜びようが目に浮かぶようです。今度拙僧が東京へ赴いた際は食事に誘ってお祝いしようと思います。

ご法事(滋賀県草津市にて)

2018年04月25日

 

寺庭婦人の倫子(ともこ)です。公式ブログ初投稿です♫

 

先日、滋賀県草津市の檀家さん宅での法事に私も一緒に行ってまいりました。
以前お会いした時に「奥様も一緒にいらしてくださいね」とお誘いいただいてたので、お言葉に甘えて参りました(^-^)
お盆の棚経やお参りなどで運転手として同行しているので、ご挨拶はしたことはありますが、私までお声がけくださるとは思わず、大事なご法事という慣れない場に緊張しました。

仏前には前当主のお父様がお好きだったものが沢山お供えされてました。生供膳もしっかりと!

お経の後は、お食事の供養も頂戴しました。

仕出し料理の他にも、若奥様手作りの美味しいお料理の数々が机いっぱいに用意され、亡くなられたお父様がお酒が大好きだったということで、沢山の種類や銘柄のお酒も用意されていました。
食事の場にまさにお父様がご一緒している、そういう感じでした。
真心がこもっていることは一目瞭然でした(^0^)♪

息子さんはご自身の食事後、ワンちゃんの散歩に出るということで席を外す際、お上人の近くまで来て正座をし手をついて
「お上人さん、お先に失礼させていただきます。本日はありがとうございました」
と仰いました。
誰に言われたわけでもなく、自らこのように出来る姿に、こんなにしっかりとした息子さんを見て素晴らしいと感じましたし、また、このご両親あっての息子さんなんだなと、あらためてご両親に尊敬の念を抱きました。

そういえば、現ご当主の旦那様も、ご自身がお酒をお代わりする際、必ずお父様のお酒も新しいものに差し替えておられました。
今、お父様もこの場で一緒に美味しいお料理とお酒をいただきつつ、楽しんでおられるんだなぁと感じました。
そしてご当主は、こんな話もしてくれました。
「私はそんなに長生きしたいとは思いません。実父が若くして亡くなり自分が小さかった為記憶もなく、ここの父とも(お父様の)仕事柄あまり多くの時を一緒には過ごせませんでしたが、それでも晩年は色々とお話しできました。実父が亡くなった時の年齢(30代)を越え、義父の年齢にもあと少しで追いつきます。その二人の父の年齢を越したら、それで十分だと思っています。それまでに息子に父親たちから学んだ事、伝えられることは全て伝えて、それが私の役目だと思っています。ですから見栄を張るような無理をする事はせず、自分が出来る限りの中で今日のように精一杯していきたいと思っています」と。
そのような話をうかがいながら、涙が溢れそうでした。

夕方4時にお伺いしたのに、気付いたら時計は9時を回っていて、ビックリしました(^^;)
帰りには、食べきれなかった奥様の手料理を持たせていただき、翌日美味しくいただきました❤︎
私もお料理上手になりたいな…

ご家族の皆様に温かく迎えていただき、楽しい時間を過ごしました。感謝しかありません!
ご縁を結んでいただいたお父様に感謝し、この日の記念に皆さんと一緒に写真を撮りました。
皆様には、本当にお世話になりました。

 

 

京田辺市 プリンス整体院

2018年04月24日

檀家さんで菩薩団愉快な仲間 愛称プリンスこと藤原孝庸氏が院長をつとめる「プリンス整体院」をご紹介いたします。

京田辺市の山手幹線沿いに「腰」の看板をご覧になった方はピンときたと思います。院長は各所で多くの研鑽を積み、その施術回数は10万回を超えるとか。腰と股関節のプロフェッショナルの異名を持つ専門家だそうです。知らなかったなあ?そんなすごい腕前だったんだ。

確かに誠実で真面目、お寺でも率先して活躍されますし、常に利他の心を意識されています。最近は京田辺市商工会青年部の三役や大住小学校のハンドボール部コーチを任されているとか。院長は名門大谷高校ハンドボール部のキャプテンだったそうです。

そんなお人柄が施術にもしっかり成果としてあらわれるのだと思います。出張整体にも対応してくださいますし、患者様の要望に合わせた施術をされます。もちろん腰以外にも対応しております。安心してお訪ねください。

院内の様子

出張整体

万灯講で纏をふる

自由が丘で撮影、ハンサム〜。

〒610-0343 京都府京田辺市大住小林21ー4ー103 プリンス整体院

[電話] 0774-62-0110

詳しくは下記ホームページをご覧ください

相互リンク京田辺市 プリンス整体院

 

総代さん鎮座(笑)

2018年04月24日

お寺は住職や寺庭婦人が生活しておりますので住職の所有と思われている方も多いようですが、正確には住職は管理者のような立場なのです。となると、住職寺族の生活するスペースは会社なら社宅のような考え方になりましょうか。

よって、原則は住職が交代すればその家族も入れ替わることになります。後継者がご子息の場合は同家族なのでそのまま生活することになります。この後者のパターンが多いかと思いますが。

住職寺族の本分は、仏様の教えを社会にしっかり広め、檀家さんのお心を喜ばしめる事が第一、そしてお寺をしっかり維持管理運営してバトンを次世代に渡す役割です。

仏教で「仏法僧」の三宝を敬えという教えがあります。ではこの「僧(サンガ)」とは何を指すのか。僧侶だけを指すものではないと考えています。お寺を愛し、活性化するために活動する僧侶とお檀家さんを含めて、サンガというのだと思います。つまり、僧侶とお檀家は一体なのです。

 😳 そんな法華寺を支えてくださる檀家さんの代表をご紹介します! 😳 

筆頭総代の小山久明さん(愛称やまさん)温和でいつもニコニコしている現役の造園師匠です。

  

総代の山本邦彦さん(愛称ボス)です。現役時代は地域行政を担い、引退後も地域の活動と農業に丹精を込める頼もしい方です。

総代の南庄恭治さん(愛称カッター)です。今なお現役の大工棟梁で、先日総本山身延山久遠寺の大本願人に推挙されました。

 

八幡市で月参り

2018年04月24日

今日は隣接する京都府八幡市の檀家さん宅へ月参りに伺いました。月参りとは故人の月命日(例えば4月24日がご命日なら毎月24日)に住職が各ご家庭の仏壇で読経してご供養いたします。

特に関西方面はこの風習が残っており、檀信徒さんとのコミニュケーションも含めありがたい機会でございます。お勤め前にお孫さんが大切にしているメトロン星人を持ってきてくれました。

つきましてはお婆ちゃんとお孫さんとメトロン星人と私でご供養いたしました(笑)

月参りに限らず祥月命日やお盆・お彼岸などでも仏壇でご供養を希望されます方は遠慮なく法華寺へお尋ね下さい。

 

木津川市 おかずやこよい

2018年04月23日

檀家さんで菩薩団愉快な仲間の長谷川さんのお店「おかずやこよい」をご紹介します。木津川市に3年前新規オープンした惣菜と弁当・オードブルの専門店です。

【こよい】という名前は、奥様のお母様が以前にしていたお店の名前をいただいたんです
長谷川さんご夫妻にとっても、とても大切な思いのあるお店だったでしょう。
そうやって名前を受け継ぐというお気持ちも素敵です。

そしてお店をオープンするにあたり、お上人がお詣りに伺った際、奥様が仰った言葉…
「このお店にお迎えするお客様の一人目は、日蓮聖人です」

こんな言葉、思いがなければ絶対に自然には出てこない!
長谷川さんご夫妻が日頃から周りの方を大切にして、縁を育んでおられる何よりの証です。 

とにかく美味しいです。心がこもった日替わり惣菜と定番揚げ物の数々。皆様ぜひお立ち寄りください!

 

おかずや こよい
 木津川市木津池田30-7
  Tel/Fax 0774-72-2707

 

 


 

 

京田辺市 手打ち蕎麦 楽庵

2017年10月26日

今日は檀家さんのお店をご紹介したいと思います。菩薩団愉快な仲間のアニキこと山地俊成氏が主人の「手打ち蕎麦 楽庵」です。数十年にわたる和食調理師の経験を活かして、本年春に堂々オープンいたしました。蕎麦の美味さは間違いありません。一品料理の数々も割烹ご出身だけあってどれを食べても唸ります。百聞は一見しかず!是非お訪ねください。

610ー0331
京都府京田辺市田辺沓脱9
手打ち蕎麦楽庵
0774ー26ー8372

公式HP https://rakuan.kyoto

新しい「いのち」を抱くin精華町

2017年10月24日

今から十数年前、余命宣告されたお父様の供養を見越して、息子さんがお寺へ訪ねてくれました。とても勇気が要る行動です。その後、お医者様の見立て通りにお父様はお亡くなりになり、通夜葬儀と心のこもった供養を志すことができました。

それから数年経ち、私は夢の中でそのお父様からお手紙をいただきました。そのお手紙には「息子のおかげで今自分は浄土にいます。本当に自慢の息子です。ご住職ありがとうございます」と認められていたのです。嬉しかったあ。朝起きて、すぐ息子さんに電話してしまいました。あの時まだ小学生だったお孫さんは、いまや立派なお母さんです。元気な男の子を出産いたしました。

先日精華町のご自宅のお仏壇へ法要に伺ったら、たまたま母子でお里帰りしていて、なんと抱っこさせてもらい、若いお爺ちゃんが写真を撮影してくれました。 幸せだなあ〜。発育増進をお祈り申し上げます。

純眞院正傳日健信士霊位 追善供養。合掌


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