檀家さんから喜びの報告が!
2018年04月27日
息子の明治大学入学を神奈川の檀家さんからご報告をうけました。白雲なびく駿河台、朝から吉報で心地いいです。
彼の父は学識豊かな常識人で振舞も粋。憧れのお兄さんのような存在でした。クリエイティブな職種でご活躍でしたが、今から十数年前に東京赤坂で急逝、当時私と家内は偶然東京に帰郷中でしたので、訃報に接して板橋の実家から搬送先の慶應大学病院へ急行、枕経をお勤めいたしました。その時の帰郷は法務でも何でもなかったのですが、自坊出発の際に、何となく本衣・紋付切袴・五条・七条・払子ほか衣帯道具一式を車に積んでいたのです。今思えば虫の知らせというか、とても不思議なことでした。
通夜葬儀は四谷にある 我が日蓮宗 正覚寺のたちばな会館を使用させていただきました。小学生だった彼は、お父様に心を込めた手紙を奉読し「お母さんは僕が守る」と伝えました。小学生とは思えぬ立派な態度でした。
とにかく第一線でご活躍された方です。今でも当家墓前では賑やかな東京の情勢やご家族の事などをご報告いたします。
彼は現実と向き合いながらも、明るく正しく成長し、今ではお父様を凌ぐ勢いがあります。お父様のお喜びようが目に浮かぶようです。今度拙僧が東京へ赴いた際は食事に誘ってお祝いしようと思います。